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クローン病の食事法!エレンタールやレミケード療法って何?本当に効果はあるの?

   

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消化器官の一部に慢性的な炎症が起こるクローン病。炎症が起こる原因が分からないため、治療法が確立されていません。

現在、治療のメインは、症状の緩和、炎症のコントロール、栄養不足の改善などです。クローン病治療で有名なエレンタールやレミケード療法とは、どのようなものでしょうか?

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再発率を下げるエレンタール

エレンタールは、経口栄養剤です。成分栄養剤の中で、最も脂肪が少なく、アミノ酸レベルまで分解されています。食べカスが出ない完全吸収体です。腸に負担をかけることがありません。クローン病で1番推奨されている成分栄養剤です。

消化器官の炎症がひどく、食事が摂れなくなると、エレンタールを使用した栄養剤療法が開始されます。エレンタールを使用した場合、1年後のクローン病の再発率は30%。ちなみに、エレンタールを使用していないと、再発率は60%とされています。

炎症がコントロールされ、食事を始めても、エレンタールを摂取した方が、再発率は低いとされています。食事と併用する場合、摂取したいエレンタールの量は、1日3袋以上が目安とされます。ちなみに1袋あたりのカロリーは、300kcalです。

エレンタールは、人体に必要なアミノ酸などが含まれています。エレンタールだけだと、腐ったジャガイモのような臭いがします。この臭いを消し、味をつけるために開発された粉末がフレーバーです。

2015年5月時点で、10種類のフレーバーが出回っています。エレンタール1袋を約250㎖の水に溶かし、好みのフレーバーで味付けします。1食あたり2袋摂取するようになっています。

エレンタールを摂取する時の注意点は、ゆっくり飲むこと。エレンタールは浸透圧が高いためです。急いで飲むと、下痢をしやすくなります。浸透圧を下げるために、溶かす水の量を増やすのも良いとされています。

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→クローン病の食事やレシピ!ケーキは絶対ダメ!オススメの献立は?ヨーグルトは大丈夫?

即効性が期待されるレミケード療法

栄養療法は、副作用がほとんど無いのが、メリットです。しかし、栄養療法で効果が無いケースもあります。

活動期の病変や肛門部の病変では、栄養療法で効果を期待することができません。このような患者に対して行われるのが、レミケード療法です。

レミケードは、生物学的製剤と呼ばれる薬の一種で、点滴で投与します。2002年に承認されました。レミケードは、TNF-αの働きを抑えます。

TNF-αとは、クローン病の発症に関与しているとされるタンパク質の一種です。レミケードの登場によって、クローン病治療は、症状を緩和するだけでなく、炎症をコントロールすることも可能になったと言われています。

レミケードの特徴は、即効性です。投与を開始して7日以内に効果が現れると言われています。投与開始後10週間で66.7%の人に効果が認められているとの報告があります。

ただし、長期間使用すると、点滴中や点滴終了直後に激しいアレルギー反応が起こることがあるとされています。レミケードは、構造の一部にマウス由来のタンパク質を用いています。

長期間使用すると、体から異物として認識され、アレルギー反応を起こします。また、2~3割の患者には、効果が認められないとされています。

→麻痺性イレウスのグルグルゴロゴロといった腸蠕動音!子供の予防と治療法について!

今回のまとめ

クローン病は、原因が不明です。治療法が確立されていません。そのため、もっぱら栄養療法が行われてきました。栄養療法で用いられるのが、エレンタールという経口栄養剤です。

エレンタールは、完全吸収体なので、腸に負担をかけません。エレンタールを使用していると、再発率を抑えることができます。副作用もほとんどありません。

ただし、栄養療法で効果が認められないケースもあります。活動期の病変や肛門部の病変です。このようなケースでは、レミケード療法が用いられます。レミケードは、炎症を起こすTNF-αの働きを抑える薬です。

即効性が期待できる薬です。構造の一部にマウス由来のタンパク質を用いているため、長期間使用すると、激しいアレルギー反応が起こることもあります。また、2~3割の患者には、効果が認められないとされています。

→術後に麻痺性イレウスになる原因とは?治療薬で症状は即緩和されるのか?

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