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麻痺性イレウスのグルグルゴロゴロといった腸蠕動音!子供の予防と治療法について!

   

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イレウスでは、しばしば診断にあたって聴診が行われます。腸蠕動音に異常があるためです。どのような異常があるかによって、イレウスのタイプがおおよそ分かるとされています。

麻痺性イレウスでは、腸蠕動音にはどのような異常があるのでしょうか?万一、麻痺性イレウスと診断されたら、どのように治療するのでしょうか?また、予防するには、何に注意したら良いでしょうか?

ileus

腸蠕動音が5分以上聴取できない

腸蠕動音とは、腸内のガスや消化液などが移動する時の共鳴音です。正常な状態では、「グルグル」「ゴロゴロ」というような音です。5~15秒に1回聞こえます。1分間にして5~35回。これが、正常な状態での腸蠕動音です。

聴診器で腸蠕動音を確認する時は、おへその周囲を4分割します。右下腹部、右上腹部、左上腹部、左下腹部の順に聴取していきます。1カ所1分が目安。1分聞いても、腸蠕動音が確認できない時には、まずは2分。それでも確認できない時には、5分聴診器を当てて聴取に努めます。

5分以上聴取できない場合、腸蠕動の消失と言います。腸蠕動の消失が見られたら、麻痺性イレウスが疑われます。子供の場合、イレウスで最も多い症状は、嘔吐です。嘔吐物には特徴があります。

初期は、白または透明で酸っぱい液、もしくは、黄色く苦い液を多く吐きます。症状が進行すると、嘔吐物は、下痢のようになり、悪臭を放ちます。嘔吐の状態と腸蠕動の消失が確認されたら、麻痺性イレウスの可能性が高くなります。

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→術後に麻痺性イレウスになる原因とは?治療薬で症状は即緩和されるのか?

治療法と予防の注意点

麻痺性イレウスでは、基本的に保存的治療が行われます。保存的治療とは、手術を行わない治療法です。絶食して胃腸を休めるのが基本。その間、十分に休息をとることも大切です。点滴などを行います。

また、イレウス管というチューブを鼻から腸に入れて、詰まっている腸内容物を吸引します。

ガスや便が出れば、腸が滞りなく機能していると判断できるので、治ったとみなされます。ただし、イレウスは、再発しやすい病気なので、予防に努めることが大切です。予防するために心がけたいのは、次の3つ。

1.排便習慣をつけること。

麻痺性イレウスは、便秘がひどくなると、リスクが高まります。毎日、排便するよう、習慣づけましょう。

2.消化の良いものを食べること。

便秘には食物繊維を摂ることが推奨されますが、不溶性の食物繊維が多いものは、摂りすぎると、便秘がひどくなってしまいます。ゴボウ、オクラ、ぜんまい、タケノコ、サツマイモなどは、たくさん食べないようにしましょう。食べる時には、細かく刻むようにし、よく噛みましょう。

3.適度な運動をすること。

運動は、血液を循環させ、大腸などの動きを促します。

→イレウスになると金属音の様な音が出るのはなぜ?治療法や予防法について!

今回のまとめ

麻痺性イレウスでは、腸蠕動音は、聞かれなくなります。これが、麻痺性イレウスの特徴です。腸蠕動音が5分以上聴取できない場合、腸蠕動の消失と言います。腸蠕動の消失が見られたら、麻痺性イレウスが疑われます。

麻痺性イレウスの治療は、保存的治療です。手術は、原則として行いません。ガスや便が出れば、治ったとされますが、再発しやすい病気なので、予防に努めることが大切です。予防のために注意したいのは、排便習慣、食事療法、運動です。

→イレウス管の排液色!正常な際の量と色は?異常の場合は排液が減少する?

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