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イレウスになると金属音の様な音が出るのはなぜ?治療法や予防法について!

      2016/05/30

《注目記事》自宅で簡単にがん検査が出来る方法


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お腹の音は、腸の状態を知らせてくれます。腸は、取り込んだ食べ物や消化液を肛門側へ移動させています。腸蠕動運動です。

蠕動運動が起こっている時、腸内の液体やガスが動く共鳴音がします。腸蠕動音です。腸管内容物の移動が障害されるイレウスでは、腸蠕動音に異常が生じます。

ileus

機械性イレウスでは金属音のような音が出る

イレウスには、大きく分けて2種類あります。機械性イレウス機能的イレウスです。

腸管の機能自体に問題はなく、腸管の閉塞や絞扼によって内容物の移動が障害されるのが、機械性イレウス。腸管に閉塞や狭窄が見られないのに、腸管の運動が麻痺したり、腸管が痙攣したりして、内容物の移動が障害されるのが、機能的イレウスです。

腸蠕動音は、正常では、「グルグル」「ゴロゴロ」。5秒から15秒に1回聞こえます。腸管が麻痺している麻痺性イレウスでは、腸蠕動音が5分以上確認できません。

腸管の機能自体には問題がない機械性イレウスでは、腸蠕動運動が亢進します。閉塞や絞扼が生じている部分より口側の腸が、先に内容物を送ろうとするためです。

亢進した腸蠕動音は、金属音のような音です。「カンカン」「キンキン」「カラコロ」「ペチペチ」など。金属の板の上に水を垂らしたような音と、形容されます。イレウスの時は、腸管が膨らみます。膨らんだ腸管の中を消化液などの水分が移動する時、金属音のような音が出ます。

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→イレウス管の機能と仕組み!管理と看護にどのような影響があるのか?

嘔吐や腹痛があって金属音のような音が聞こえたら、即座に検査

聴診で金属音のような音が聞かれたら、機械性イレウスが疑われます。嘔吐や腹痛などの症状があり、聴診で金属音のような音が聞かれたら、閉塞性イレウスを疑います。

開腹手術の経験があるケースでは、絞扼性イレウスを視野に入れて、即座に検査が行われます。血液検査、腹部立体単純X線写真、腹部エコー、腹部CTが行われます。

閉塞性イレウスと診断された場合は、イレウス管による治療が行われます。絞扼性イレウスでは、血行障害を起こしているため、治療が遅れると致命的です。診断がつき次第、すぐに手術が行われます。絞扼を解除するためです。

イレウスは、再発率が高い病気です。再発率は、40%を超えるとされています。再発を予防するには、腸に停滞しやすい食べ物を摂らないことが大切です。

腸に停滞しやすい食べ物とは、不溶性食物繊維が多い野菜、キノコ類、海藻類、コンニャク、脂っこいものなどです。このような食べ物は、摂取を控えましょう。摂取する際は、細かく刻んで、少量を、よく噛んで食べることが大切です。

→イレウス管の排液色!正常な際の量と色は?異常の場合は排液が減少する?

今回のまとめ

イレウスの診断に欠かせない腸蠕動音の聴診。聴診した時、「カンカン」「キンキン」「カラコロ」「ペチペチ」などの金属音のような音が聞かれたら、機械性イレウスが疑われます。

機械性イレウスは、腸蠕動運動自体には問題がなく、腸管に閉塞や絞扼があって内容物の移動が障害されています。閉塞部や絞扼部よりも口側の腸が膨らみ、腸蠕動運動が亢進して、消化液などの水分が移動する時、金属音のような音が出ます。

金属音のような音が聞かれたら、即座に検査が行われます。開腹手術の経験がある場合は、絞扼性イレウスを視野に入れて、検査が行われます。絞扼性イレウスと診断されたら、すぐに手術が行われます。

→癒着性イレウスの食事療法!予防に効果的な食事と術後の食事内容は?

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