盲腸の手術跡を消す方法!傷は本当に消えるのか?
盲腸の治療法は、手術が中心です。手術は、診断が下ると、すぐに行われるのが、普通です。手術前には、手術跡のことまで、なかなか気が回りませんが、手術が無事に済むと、気になってくるのが、手術跡です。
女性はもとより、男性でも、手術跡は、気になるものです。盲腸の手術跡を消すことは、できるでしょうか?
手術跡には赤・黒・白の3種類がある!赤い手術跡の段階で対処
手術跡は、3種類あります。赤い手術跡、黒い手術跡、白い手術跡です。赤い手術跡は、炎症がまだ続いている段階の傷跡です。黒い手術跡は、炎症が長く続いたことで、メラニン色素が過剰に生成された傷口です。
白い手術跡は、皮膚の再生が行われないことで、メラニン色素を生成する細胞が生じず、色が付かなくなった傷口です。傷の度合いが強い場合に起こりうるのが、白い手術跡です。白い手術跡は、自分でケアすることはできません。レーザー治療を受けるようにしましょう。
盲腸の手術跡で多いのは、赤い手術跡です。赤い手術跡は、術後半年くらいの間なら、自然に薄くなる事があります。1年足らずなら、ケアする事で、目立たなくできます。しかし、1年以上続く場合は、次第に黒くなります。黒くなる前に、ケアしましょう。
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抜糸後すぐに保湿を開始するのが大切!オススメはヒルドイド軟膏
盲腸の手術では、通常、術後1週間くらいで抜糸します。手術跡を目立たなくするには、抜糸したら、すぐにケアを始めましょう。特に大切なのが、抜糸後3ヶ月。この時期は、身体の細胞が、傷跡をくっつけようとして、活発になります。赤く腫れ上がりやすいのが、抜糸後3ヶ月です。
まずは、傷口が乾燥しないように、保湿しましょう。保湿を怠ると、傷口が盛り上がります。オススメは、ヒルドイド軟膏。ヒルドイド軟膏には、血行促進作用もあるので、皮膚の修復力を高めてくれます。
また、傷口に紫外線を当てないようにしましょう。紫外線を受けると、メラニン色素が多く生成されて、シミになってしまいます。
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傷跡が盛り上がったらシリコンテープがオススメ
抜糸後3ヶ月経過して、傷跡が盛り上がっていたら、保湿だけでは不十分です。傷跡が盛り上がっているということは、炎症がまだ起こっていることを示しています。炎症を抑える事が、必要です。シリコンテープが、オススメ。炎症を抑えてくれます。盛り上がった凸凹が、少しずつ解消します。
治療している間、人目が気になるシーンがある場合は、ファンデーションテープを使うと良いでしょう。ファンデーションテープは、厚さ0.02mmほど。目立ちません。水にも強いので、お風呂にも、そのまま入れます。
今回のまとめ
盲腸の手術跡には、赤い手術跡、黒い手術跡、白い手術跡があります。白い手術跡は、自分でケアする事ができないので、レーザー治療を受けるようにしましょう。
赤い手術跡は、抜糸後、すぐにケアを始める事で、黒い手術跡に移行するのを、防ぐ事ができます。抜糸後3ヶ月は、ヒルドイド軟膏を塗って、保湿をします。
3ヶ月経っても傷跡が盛り上がっていたら、シリコンテープを貼って、炎症を抑えましょう。治療をしている間、人目が気になるシーンがある場合は、ファンデーションテープがオススメです。
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