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イレウス管の機能と仕組み!管理と看護にどのような影響があるのか?

   

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イレウスの治療に使われることが多いのが、イレウス管です。イレウス管は、腸管内の減圧を目的として、腸管内に留置するチューブです。どのような仕組みなのでしょうか?イレウス管の仕組みは、イレウスの看護にどのような影響を及ぼすでしょうか?

ileus

先端にバルーンがついたチューブ

イレウス管は、チューブの先端にバルーンがついている仕組みです。バルーンは、十二指腸内に進んだチューブが、嘔吐によって胃の中に戻るのを防ぐのが、目的です。そのため、バルーンは、イレウス管の先端が幽門輪を越えて十二指腸まで進んだことを確認してから膨らませます。

イレウス管の挿入で、最も難しいとされるのは、先端が幽門輪を通過する時。幽門輪は、チューブにある程度の硬さがないと通過できません。そこで、幽門輪を通過させる際、ガイドワイヤーを用います。

ガイドワイヤーを使う前に、胃の内容物を十分吸引しておくことが大切です。胃の内容物をしっかり吸引しておくと、十二指腸内に進んだバルーンが、嘔吐運動で胃内に戻るのを防ぐことができます。

鼻孔から挿入したイレウス管の先端が、幽門輪を越えて十二指腸まで進んだら、シリンジでバルーンを軽く膨らませます。注入するのは滅菌蒸留水です。生理食塩水は使いません。バルーン内にナトリウムが付着すると、バルーンを虚脱できなくなるからです。バルーン固定水として注入するのは、おおよそ20㎖です。

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→癒着性イレウスの食事療法!予防に効果的な食事と術後の食事内容は?

挿入したら、カテーテル管理が大切

イレウス管は、単純性イレウスや麻痺性イレウスと診断された場合、イレウスの治療のために使われます。小腸の中に溜まった腸液や食べ物を吸引することで、小腸の腫れが引き、イレウスが治ることがあるからです。

イレウス管を使用した治療期間の目安は、約2週間。その間、イレウス管は、体内に入りっぱなしです。自分で抜いてしまったり、チューブによる事故が起こるのを防ぐために、チューブは、頬にテープで固定します。

イレウス管は、コネクター付き接続管と廃液バッグに接続する仕組みになっています。イレウス管と廃液バッグは、挿入部よりも下に位置するように気をつけます。逆流を防ぐためです。

腸の内容物を自然に流出させるには、カテーテルが曲がったりねじれたりしないようにすることが必要です。イレウス管を挿入したら、カテーテル管理が重要です。適宜、ミルキングを行います。

→術後のイレウス介護計画について!介護する前に知っておきたいポイントとは?

今回のまとめ

イレウス管は、単純性イレウスや麻痺性イレウスと診断された場合、治療のために挿入されるチューブです。挿入に際しては、十二指腸内に進んだチューブが胃の中に戻るのを防ぐことが重要です。胃の中に戻るのを防ぐために、イレウス管の先端にはバルーンがついています。バルーンは、イレウス管の先端が幽門輪を越えたら、膨らませます。

イレウス管は、治療中、体内に入りっぱなしです。腸液や食べ物を自然に流出させるため、カテーテル管理が大切になります。自己抜去や事故を防ぐために、チューブは、頬にテープで固定します。適宜、ミルキングを行い、カテーテルが曲がったりねじれたりしないように注意します。

歩いたり、ベッドに横になっている時、イレウス管と廃液バッグが、挿入部よりも下に位置するように気をつけます。

→絞扼性イレウスは検査で金属音がする?手術したら再発の心配はない?

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