宮迫博之の胃がんに再発の恐れは?ステージによって再発しやすい?
医療保険「アフラック」のCMで、説得力のあるシーンを披露していると、評判になった、雨上がり決死隊の宮迫博之。
自らの胃がん治療の体験が、ブラウン管を通じて、視聴者に、強い印象を残しています。その宮迫博之が、胃がんと診断を受けて、間もなく4年。
再発の恐れは、ないのでしょうか?
たまたま受けた人間ドックで、見つかる
宮迫博之の胃がんが見つかったのは、2012年11月のこと。
ダイエット後の体調不良から、6年ぶりに人間ドックを受けました。
後から思うと、8月から、食欲がなかったり、食べたいのに、お腹が減らないように感じていたという、宮迫博之。
AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)で、胃がんが見つかります。
スキルス性胃がんでした。
スキルス性胃がんは、胃の表面粘膜に異常が起きづらいのが、特徴です。
そのため、胃カメラでは、見つかりにくいとされています。
宮迫博之が受けたAICSとは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、癌が発症しているかどうかを調べる検査方法です。
宮迫博之は、医師から「あと半年、発見が遅れていたら、命はなかった」と言われたそうです。
報じられたステージは、IA
報じられた、宮迫博之の胃がんのステージは、IA。
初期の胃がんです。
12月7日に手術。
胃を3分の2摘出。
当初の予定は、3分の1を切除するはずでしたが、スキルス性胃がんのため、大きく摘出したと言われています。
胃がんのIA期の5年生存率は、93.4%。
ただし、スキルス性胃がんは、術後の再発率が高いとされています。
手術で癌を完全に切除できた症例でも、その70%は、2年以内に再発すると、言われています。
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スキルス性胃がんは、転移が早い
初期に見つかりにくいスキルス性胃がん。
スキルス性胃がんは、見つかった時は、癌がかなり進行していることが、多いと言われています。
たまたま受けた人間ドックで、初期の胃がんが見つかった、宮迫博之のようなケースは、少ないと言えます。
スキルス性胃がんのもう1つの特徴は、転移が早いということです。
スキルス性胃がんは、早い段階で、癌細胞が、散らばってしまいます。これを、腹膜播腫と言います。
腹膜播腫は、スキルス性胃がんの患者の、約50%に見られます。
スキルス性胃がんが発見された時点で、約60%の人に、腹膜への転移や広範囲のリンパ節への転移が認められます。
そのため、手術が難しく、化学療法を用いても、良い結果を得ることが困難なのが、実情です。
→竹原慎二の膀胱がんのステージは?完治したと見て間違いない?
今回のまとめ
宮迫博之が患った、スキルス性胃がん。
胃壁の中に染めこむように浸透していくため、胃カメラでは見つかりにくく、かなり進行した状態で発見されることが、少なくありません。
しかも、転移が早いのが、スキルス性胃がんの特徴。
スキルス性胃がんの患者の約50%に、腹膜播腫が見られるとされています。
そのため、手術が難しく、術後の再発率が高いとされています。
手術で癌が完全に切除できても、その70%は、2年以内に再発すると、言われています。
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