腸の健康.net

小腸・大腸・胃についてのブログ

*

盲腸を散らす!再発の可能性はどの位?

   

《注目記事》自宅で簡単にがん検査が出来る方法


スポンサーリンク

盲腸といえば、手術で炎症を起こした虫垂を切除するのが、長らく標準治療とされてきました。しかし、近年は、必ずしも、切るとは限りません。

CTにより、昔よりも正確な診断が下せるようになり、軽度の盲腸では、散らす治療法が、選択されるようになったためです。強力な抗生物質が利用できるようになったことも、散らす治療法を後押ししています。

ただし、虫垂という臓器を残していると、再発の可能性は、当然あります。再発の可能性は、どのくらいあるのでしょうか?

mouchou

1年以内に27%が切除が必要になる

盲腸を散らした場合の再発率については、普通、10~20%と言われています。ただし、どのくらいの期間で、再発するのかを調べた調査は、あまり行われていません。

日本では、盲腸の手術は、約6万件と言われています。全日本病院協会の平成26年度のデータでは、盲腸と診断された場合、7割くらいで手術が行われています。

残り3割は、抗生物質を用いた治療がなされたことになります。散らす治療法が選択されるのは、虫垂の炎症の程度が軽い、カタル性虫垂炎に限られます。

ただし、カタル性虫垂炎と診断されても、炎症を起こした最初の段階で、切除手術を行うこともあります。散らすか切るかは、本人の希望に基づきますので、最初から切除手術を希望した人たちは、再発を心配したものと言えるでしょう。

どのくらいの期間で、どの程度の人が、再発するのでしょうか?2015年6月に公表された、フィンランドでの調査結果を見てみましょう。急性虫垂炎患者530人を、虫垂切除を実施する群と、10日間の抗生物質治療を行う群に無作為に割り付けて、治療を行いました。虫垂切除術の成功率は、99.6%。

抗生物質を用いて治療をした人たちについては、1年間、経過観察を続けました。その結果、散らす治療を行った人たちのうち、27%は1年以内に虫垂切除が必要になったことが、報告されています。

スポンサーリンク

→盲腸に痛みの波がある原因!治まる場合は手術をしなくてもOK?

一度でも炎症を起こすと、虫垂は肥大する

一度でも炎症を起こした虫垂は、抗生物質によって炎症が治まった後でも、肥大して、周辺の組織とくっついて癒着を起こしやすくなります。虫垂が肥大し、癒着が起こると、再発後の手術は、難易度が高くなるとされています。

虫垂切除の手術は、虫垂を根元で縛った後に、虫垂を切ります。何度も散らした場合、どこが虫垂の付け根なのかを判断するのが、難しくなります。

小さな皮膚切開では無理な場合、大きく皮膚切開することになります。虫垂周辺の炎症がひどく、虫垂の根元が安全に縛れる状態でない場合には、虫垂を含めて小腸と大腸の一部を切って、腸と腸をつなげる手術が、必要になるケースもあります。

抗生物質を用いて炎症を緩和させても、虫垂は肥大し、手術の難易度が上がることから、医師の中には、軽度なカタル性虫垂炎でも、散らすのは1回に限り、2回目に炎症が起きた場合は、手術を本格的に検討するように、患者に伝える人もいます。

また、カタル性虫垂炎でも、最初の段階で切除を勧める医師もいます。再発がいつ起こるのかが、予見できないためです。

→腰や背中の痛みは盲腸の可能性!

今回のまとめ

盲腸の治療は、現在、2通りあります。手術と薬物療法です。薬物療法は、炎症が軽いカタル性虫垂炎の場合、選択肢になります。

軽度の炎症では、手術を行ったのと同程度の効果が期待できるとされ、手術痕が残らないことから、若い女性の間では、散らす治療法を選択する人が多いようです。

散らした場合、再発する可能性があります。近年の調査では、27%の人が、1年以内に虫垂切除を行ったと報告されています。

また、散らした後の手術は、難易度が高くなることが、指摘されています。

→盲腸を散らす際の入院期間!薬で散らすだけじゃダメなの?

スポンサーリンク

 - 盲腸(急性虫垂炎)


↓ ↓ ↓

自宅で簡単にがんの検査が出来るキットを見る


Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事