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絞扼性イレウスは検査で金属音がする?手術したら再発の心配はない?

   

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突然の腹痛。収まらない嘔吐。腸閉塞の症状です。

ただし、腸閉塞と診断されるには、症状発症の経過や程度、全身状態、腹部の所見などに加え、さまざまな検査を行うことになります。腹部の所見で重視されるのが、独特の金属音です。

ileus

蠕動運動が亢進して金属音が聞かれる

腸閉塞は、食べ物や消化液などが腸で滞った状態です。腸の内容物が先へ送れなくなる原因によって、腸閉塞は、大きく2つに分けられます。

腸管に狭窄や閉塞が生じたことにより、内容物が先へ送れないのが、機械性イレウス。イレウスとは、腸閉塞のことです。機械性イレウスの場合、腸管の蠕動運動には、異常はありません。腸管の蠕動運動に異常が生じたために、内容物が先へ送れないのが、機能性イレウスです。

実際に発症する腸閉塞の多くは、機械性イレウスだとされています。機械性イレウスには、絞扼性イレウスと単純性イレウスがあります。絞扼性イレウスは、多くの場合、血行障害を伴います。単純性イレウスは、通常、血行障害を伴いません。

機械性イレウスでは、腸管の蠕動運動には異常がないため、内容物を無理に進めようとします。そのため、狭窄や閉塞が生じている部位で、腸雑音は亢進します。腸雑音は、亢進すると、金属音と表現されるほどになります。絞扼性イレウスでは、腸雑音は、「カランコロン」とか「ペチペチ」といった金属音になるのが、特徴です。

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手術を受けたら再発の心配はないのか?

腸閉塞の治療では、イレウス管による治療が中心になります。腸の閉塞は、癒着によって生じることが多いためです。手術を行うと、手術自体が癒着の原因になります。腸閉塞が再発してしまいます。腸閉塞の再発率は、40%を超えるとの報告があります。

腸閉塞の中で、診断が下ったら、すぐに手術が行われるのが、絞扼性イレウスです。絞扼性イレウスは、血行障害を伴うからです。血行障害を起こしたまま、放置していると、命の危険があります。絞扼性イレウスでは、急激に全身状態が悪化し、ショック状態に陥ります。ショック状態に陥ると、意識障害が起こります。

絞扼性イレウスを発症して24時間を経過すると、血行障害を起こした部位が壊死し、腹膜炎を合併します。絞扼性イレウスとの診断が下ったら、緊急手術で絞扼を解除することになります。

絞扼性イレウスでは、生命を維持することを優先し、開腹手術が始めから選択されます。再発リスクは、絞扼性イレウスの治療では、問題とされません。ただし、術後は、再発リスクを考慮して、腸の蠕動運動を促すために、体をよく動かすことが、大切です。

→絞扼性イレウス手術後の再発率の確率!予後に注意すべき点とは?

今回のまとめ

絞扼性イレウスは、機械性イレウスの一種です。機械性イレウスは、腸管に狭窄や閉塞が生じて、腸の内容物が先へ送れない状態です。腸管の蠕動運動には、異常が見られないのが、機械性イレウスです。

蠕動運動に異常がないため、狭窄や閉塞が生じた部位では、それより口側の腸が内容物を先へ送ろうとして、蠕動運動を亢進させます。絞扼が生じた部位では、腸雑音は、金属音と表現されるほどになります。

聴診で金属音が聞かれ、全身状態を見、血液検査やX線撮影、CT検査などを行って、絞扼性イレウスとの診断が下ると、緊急手術が行われます。腸閉塞は、再発率が高い病気なので、術後は、腸の蠕動運動を促すために、体をよく動かすことが大切です。

→怖い絞扼性イレウスの原因!症状のサインを見逃すな!予防方法はコチラ!

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