パン・バナナ・プリンは大腸ポリープ切除後の食事で食べても大丈夫?
大腸ポリープは、大腸内視鏡検査で、しばしば見つかります。ある程度以上の大きさになると、がんを含む可能性が高くなるため、大腸ポリープは切除されます。大腸ポリープ切除後の食事では、胃腸に優しいものを選ぶことが大切です。
また、栄養が偏らないように、バランス良く食べることも、大切です。どのようなものなら、食べて良いのでしょうか?
主食としてのパン
主食では、お粥が勧められます。消化に良い主食の代表がお粥です。ただし、人によっては、お粥が苦手ということもあります。お粥が苦手な人にオススメなのが、うどんやパンです。
お蕎麦は、食物繊維が多いので、うどんの方が無難です。食物繊維が多いと、消化が悪くなります。そのため、パンの中でも、胚芽パンやライ麦パンは、大腸ポリープ切除後の食事では、食べないようにしたいものです。菓子パンやデニッシュ生地のパンも、控えましょう。糖質や脂質が多いからです。
糖質や脂質が多いと、消化吸収に時間がかかります。食パンや蒸しパンが、オススメです。パン粥にして食べても良いでしょう。
→大腸ポリープ切除後の食事!コーヒー牛乳アルコールは絶対厳禁?
主菜としてのプリン
主菜では、タンパク質を摂取します。豆製品や乳製品を上手に摂りましょう。豆腐や茶碗蒸し、かき玉汁、卵豆腐などが、オススメです。豆製品でも、たとえば、おからは、控えた方が良い食品です。食物繊維が多いためです。
タンパク質を手軽に摂れるのが、プリンです。プリンは、乳製品であり、柔らかい状態に調理した卵料理です。消化が良く、大腸ポリープ切除後の食事では、最初に出されることが多い食べ物です。ちなみに、乳製品では、ヨーグルトもオススメです。消化が良い、乳酸菌発酵食品です。腸内環境を整えてくれます。
スポンサーリンク
副菜としてのバナナ
副菜では、ビタミンやミネラルを摂ります。野菜は、大腸ポリープ切除後の食事では、注意が必要です。食物繊維が多いためです。細かく刻んで十分に煮込むようにしましょう。
手軽に食べられるのが、バナナ。リンゴやモモも、消化が良く、オススメです。つぶしたバナナ、おろしたリンゴならば、一層お腹に優しくなります。
果物でも、パインアップルのように食物繊維が多いもの、グレープフルーツのように酸味が強いものは、消化が悪いので、大腸ポリープ切除後の食事では、控えましょう。
今回のまとめ
大腸ポリープ切除後の食事では、消化吸収が良いものを食べるようにしましょう。主食では、お粥やうどんが定番ですが、食パンや蒸しパンも大丈夫です。タンパク質を手軽に摂取するには、プリンがオススメ。
プリンは、消化しやすい形に調理された、乳製品であり、卵料理です。ビタミンやミネラルを摂るには、バナナやリンゴが良いでしょう。そのまま食べても消化しやすく、つぶしたりおろしたりして食べても良い果物です。
スポンサーリンク
↓ ↓ ↓