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十二指腸憩室が出血するのは症状が悪化したため?

   

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十二指腸の内壁の一部が、袋状に膨らんで突出したものが、十二指腸憩室です。

十二指腸憩室の多くは、何も症状が現れませんが、ごく稀に、出血を起こすことがあります。出血が見られるのは、十二指腸憩室の1%弱とされています。

どのような場合に、十二指腸憩室が出血するのでしょうか?

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十二指腸憩室が炎症を起こして出血するケース

十二指腸は、食物通過が速く、相対的に細菌数が少ないとされます。そのため、十二指腸憩室が炎症を起こす頻度は、少ないとされていますが、何らかの理由で憩室内で細菌が増殖すると、十二指腸憩室が炎症を起こします。

憩室炎です。憩室炎になると、腹痛や圧痛といった、胆石症に似た症状が出ます。

そして、出血することがあります。憩室炎から出血した場合は、吐血、血便といった症状が現れます。血便は、黒色です。

出血が起こった場合、まずは、胃酸分泌抑制剤を使って保存的治療を行います。保存的治療で出血が止まらない場合、内視鏡などで止血が必要になるケースもあります。

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→十二指腸憩室の原因・症状・治療法!

胆管や膵管の開口部にできやすいために合併症が引き起こされるケース

十二指腸に形成された憩室の内部に結石ができることもあります。憩室内結石です。十二指腸憩室は、十二指腸乳頭部に好発します。

そこは、十二指腸壁の筋層が薄いためです。十二指腸乳頭部は、胆管の開口部に当たります。胆のうや胆管では、コレステロールやビリルビンが結石することがあります。

そのため、十二指腸憩室内に結石ができるのではないかと言われています。十二指腸憩室内に結石が出来た場合も、出血を伴うことがあります。十二指腸乳頭部は、膵管の開口部にも当たります。

膵臓からは、アルカリ性の膵液が分泌されます。アルカリ性の膵液によって、酸性の胃酸が中和され、十二指腸の内壁は保護されています。

憩室が十二指腸乳頭部に出来、乳頭が圧迫されると、膵液が十二指腸に正常に分泌されなくなることがあります。十二指腸が胃酸によって炎症を起こし、潰瘍を形成します。

十二指腸潰瘍です。十二指腸潰瘍を引き起こすと、出血することがあります。

→十二指腸ポリープの治療!切除したら確実に助かる?

今回のまとめ

十二指腸憩室は、多くは無症状です。症状が無い場合は、特に治療する必要はありません。

しかし、十二指腸憩室の1%弱は、出血を伴うことがあります。出血が起こるのは、合併症を伴う場合です。合併症には、憩室炎、憩室内結石、十二指腸潰瘍などがあります。

憩室内結石と十二指腸潰瘍は、憩室が十二指腸乳頭部に出来た場合に引き起こされる合併症です。十二指腸乳頭部は、胆管や膵管の開口部に当たります

胆のうや胆管に出来た結石が関係するのが憩室内結石、十二指腸憩室が乳頭を圧迫して膵液の分泌に異常をきたして引き起こされるのが、十二指腸潰瘍です。

いずれの合併症も、出血を伴うことがあります。

→十二指腸癌の生存率!ステージ4でも手術をしたら高確率で助かる?

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 - 十二指腸憩室


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