子供が夏に胃腸炎になる原因ベスト5とその対処法は?
胃腸炎は、夏にも発症します。夏の胃腸炎の方が、症状は重いことが多いとされます。子供が夏に胃腸炎になるのは、何が原因でしょうか?どのように対処したら、良いでしょうか?
夏の胃腸炎!多いのは細菌性胃腸炎!症状は普通1週間くらい続く
夏の胃腸炎で多いのは、細菌性胃腸炎です。よく知られているのが、サルモネラ菌や腸炎ビブリオです。初秋から春先にかけて流行する、ノロウイルスやロタウイルスによる胃腸炎は、2~3日で症状が治まってくる事が多いとされます。
それに対して、サルモネラ菌や腸炎ビブリオなどの細菌に感染して、胃腸炎を起こした場合は、症状が1週間くらい続きます。夏の胃腸炎の方が、症状が重いことが多いのが、特徴です。
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夏の胃腸炎の原因ベスト5!生ものはアブナイ
1.生ものに細菌がついているため。サルモネラ菌は、生肉や卵の殻についています。腸炎ビブリオは、生の魚介類についています。また、O-157などの腸管出血性大腸菌は、野菜や果物にもつきます。
2.子供はウイルス性胃腸炎にも罹りやすいため。子供の場合、梅雨から夏にかけて、エンテロウイルスやアデノウイルスが原因の胃腸炎にも、罹りやすいとされています。
3.ウイルス性胃腸炎では、感染した人がきちんと手洗いしていないと、食べ物を触った時に汚染してしまうから。
4.夏バテによって免疫力が低下しているから。
5.冷たいものを食べる事が多く、胃腸が弱っているから。
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夏の胃腸炎の4つの対処法!夏バテ防止と加熱調理が肝心
1.火をじっくり通した料理を食べること。細菌性胃腸炎の原因菌は、熱に弱いものが多いのが、特徴です。生ものは控え、加熱調理した料理を食べるようにしましょう。
2.帰宅したら、丁寧に手洗いして、うがいをすること。冬にはマスクをしている人も、夏にはマスクを外します。ウイルス性胃腸炎に罹った人の嘔吐物が乾燥すると、ウイルスは空中に浮遊します。そのウイルスを吸い込むと、感染します。
3.冷房はほどほどにして、入浴時には湯船に浸かること。夏は、意外と体が冷えています。体が冷えると、夏バテしやすくなります。体を温めましょう。
4.冷たい物を食べすぎたり、飲みすぎたりしないこと。冷たいものは、胃腸の働きを低下させてしまいます。ウイルス感染しやすくなります。
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今回のまとめ
夏に多い胃腸炎は、細菌性胃腸炎です。ただし、子供の場合は、夏にもウイルス性胃腸炎に罹りやすいとされています。夏の胃腸炎は、生ものが原因になる事が多いのが、特徴です。
食材は、十分に加熱調理しましょう。また、夏バテで免疫力が低下しています。体や胃腸を冷やさないようにして、免疫力を高めましょう。
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