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出血性胃潰瘍の原因!高齢者になぜ多く症状が見られるのか?

      2017/03/18

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胃潰瘍の出来た場所の血管が破れるのが、出血性胃潰瘍の原因です。出血性胃潰瘍は、黒い便が出たり、貧血の症状が伴う時、疑われる病気です。高齢者に多く見られるとされます。出血性胃潰瘍が高齢者に多く見られるのは、なぜでしょうか?

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胃潰瘍の原因はピロリ菌感染だけじゃない⁉︎注意したい非ステロイド性抗炎症薬

胃潰瘍の発症には、ピロリ菌感染が深く関わっていることが、20世紀の後半に明らかにされました。ピロリ菌感染にストレスや暴飲暴食などの要因が加わって、胃潰瘍が引き起こされると、現在では考えられています。

それに加えて、別の原因があることが、最近、指摘されるようになりました。新たに指摘されているのが、非ステロイド性抗炎症薬です。NSAIDsと表現されることもあります。ロキソニンやイブプロフェンなど、一般的な解熱鎮痛薬の大半が、NSAIDsに当てはまります。

→胃潰瘍の痛み!どの部位がどのように痛む?暖和する方法はないの?

非ステロイド性抗炎症薬の副作用で胃潰瘍⁉︎患者は近年増加傾向にある

解熱鎮痛薬の副作用で、胃粘膜に異常が起こることが、近年の研究で分かっています。主な異常は、血流低下など。胃粘膜の修復力が低下することで、胃酸が胃壁を荒らし、胃潰瘍が発症するとされています。解熱鎮痛薬の副作用で発症する胃潰瘍は、NSAIDs潰瘍と呼ばれています。

NSAIDs潰瘍の患者は、近年、増加傾向にあることが、報告されています。松山赤十字病院胃腸センターによると、同センターが2005年~2012年までに対応した胃潰瘍と十二指腸潰瘍の患者、1822人のうち、ピロリ菌感染が認められたのは、69.7%。NSAIDsが原因とされるのが35.6%。同センターは、NSAIDs潰瘍の症例の多さに、警鐘を鳴らしています。

しかも、2005年~2012年を、2005年~2008年(前期)と2009年~2012年(後期)の2期に分けて、詳しく調べると、ピロリ菌感染が確認され、NSAIDsが原因と考えられないケースは、前期が57.9%なのに対して、後期は41.6%に減少。一方、ピロリ菌感染は確認されず、NSAIDsが原因と考えられるケースは、前期は14.6%だったのに対して、後期は21.1%に増加しています。

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→胃潰瘍の薬が効かない時に考えられる理由とは?

整形外科の薬や血液サラサラの薬は適切に服用!濫用は出血性胃潰瘍の原因

非ステロイド性抗炎症薬は、身近なところでは、整形外科疾患で疼痛をコントロールするのに使われます。また、脳卒中や心筋梗塞の既往がある時に服用する、低用量のアスピリンなどの抗凝固剤も、胃潰瘍の発症リスクを高めます。

座薬タイプの解熱鎮痛薬も、体への影響は同じです。薬の成分が吸収されるのが、口からでもお尻からでも、吸収された成分が、血液中に溶け出すことで、効果が現れるためです。

高齢になると、持病の治療のために、非ステロイド性抗炎症薬を服用することが増えます。そのため、NSAIDs潰瘍が増えると考えられています。非ステロイド性抗炎症薬は、医師の処方通りに服用することが大切です。

→胃潰瘍の薬で副作用は起こる?

今回のまとめ

潰瘍の出来た場所の血管が破れて、吐血や下血をする、出血性胃潰瘍。出血性胃潰瘍は、高齢者に多く見られるとされています。高齢者の胃潰瘍には、非ステロイド性抗炎症薬が原因のものが、増えていることが、近年、明らかにされました。

一般的な解熱鎮痛薬のほとんどが、非ステロイド性抗炎症薬に該当します。また、血液サラサラ状態を保つ薬も、胃潰瘍を発症するリスクが高いとされています。これらの薬を服用する際は、濫用しないようにし、医師の処方通りに飲むことが大切です。

→胃潰瘍の食事!良い食べ物とダメな食べ物とは?

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 - 胃潰瘍


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