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胃がんの治療後に貧血になる原因!ビタミンB12摂取で回復する?

   

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胃がんの基本的な治療は、胃の切除手術です。胃の切除手術は、がんを完全に取り除くために、欠かせない治療です。しかし、手術を受けた数年後に、貧血を起こしやすくなります。貧血の原因は何でしょうか?貧血は、ビタミンB12を摂取すれば、回復するのでしょうか?

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赤血球の材料として欠かせない鉄とビタミンB12!いずれも胃と深く関わる

赤血球は、骨髄で作られます。材料として欠かせないのは、鉄とビタミンB12です。鉄の吸収には、胃酸が必要です。ビタミンB12の吸収には、胃粘膜で分泌される、内因子というタンパク質が必要です。

胃がんの手術で、胃が切除されると、内因内の分泌が、減少します。そのため、食品からビタミンB12を摂取しても、十分に吸収できません。また、胃酸の分泌量も減ります。鉄分の吸収も、うまく行われません。

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胃切除後の貧血は術後3年以上経ってから起こることが多い

胃がんの治療後に貧血が起こる原因は、鉄とビタミンB12の吸収が、十分に行えないためです。ただし、貧血は、術後すぐに、見られるわけではありません。胃切除手術の3年以上経ってから、起きることが多いとされています。鉄もビタミンB12も、年単位の貯金がなされているためです。術後3年以上経つと、胃の部分切除をした人の約35%、胃の全摘をした人の約70%に、貧血が現れると言われています。

貧血には、鉄分の欠乏に起因する鉄欠乏性貧血と、ビタミンB12および内因内の欠乏に起因する巨赤芽球性貧血の、2種類があります。鉄欠乏性貧血は、術後3年で、巨赤芽球性貧血は、術後平均5年くらいで見られます。

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ビタミンB12摂取だけでなく鉄の補給も大切!食事療法で改善するのは無理!

巨赤芽球性貧血は、胃を全摘した場合に起こりやすいとされています。胃を全摘した場合は、鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血が、同時に起こることが、少なくありません。ただし、症状として、目立ちやすいのは、巨赤芽球性貧血です。巨赤芽球性貧血の治療では、ビタミンB12を補給します。ビタミンB12を補給すると、鉄欠乏性貧血の症状が現れてきます。ビタミンB12だけでなく、鉄も補給することが、大切です。

ビタミンB12も鉄も、食事療法で欠乏状態を改善するのは、無理です。

もし、食事療法だけで、改善しようとすれば、相撲の力士並みのカロリーを摂取する必要があります。鉄は、経口鉄剤で、ビタミンB12は、原則として筋肉注射で、補給します。最近は、ビタミンB12の経口剤も使われるようになり、やや不安定ながら、一定の効果があると報告されています。

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今回のまとめ

胃がんの術後、3年以上経つと、貧血を起こす人が増えます。貧血を起こす原因は、胃を切除することで、赤血球の材料となる、鉄とビタミンB12の吸収が、うまく行われなくなるためです。鉄もビタミンB12も、年単位の貯金があるため、術後すぐに貧血になるわけではありませんが、胃を切除すると、いずれは、貧血の症状が現れます。

治療は、鉄とビタミンB12を補給すること。ビタミンB12だけでなく、鉄の補給も欠かせません。症状の改善は、食事療法だけでは無理です。鉄剤の服用、ビタミンB12の注射が欠かせません。ビタミンB12については、近年、経口剤も使われるようになりました。

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